安全保障委員会にて質疑を行いました。

25日(火)に開会されました安全保障委員会にて質疑を行いました。

 

 

以下、質疑の内容です。

今津 前段の質疑において状況の変化に応じて防衛大綱と中期防の見直しもあり得ると感じたが。

一川防衛大臣 我が国の安全保障を取り巻く環境、自然災害、また財政、経済事情が厳しい中で、防衛省が抱える大綱、中期防も見直すべきときは、しっかりと見直すべきだという問題意識は持っている。
 
今津 9月10日の読売新聞の国民の意識調査の結果によると、震災に対しての活動の評価について、自衛隊に対しては80数%で断トツで一位。ボランティア、消防、自治体、警察と順次載っているのだが、国会が震災対応で頑張ったというのはたった3%、政府・政治家は6%。非常に自衛田を評価するとともに、政治に対しては信頼感がないという結果である。そこで、自衛隊は軍隊なのか?位置づけを問いたい。
 
一川防衛大臣 色々な議論があったかと思うが、直接外国からの攻められた際はしっかりと戦うという姿勢であるので、そういう面では軍隊という位置づけでも良いと思う。自然災害や原子力発電所事故に対する対応等も含めた訓練を心がけたい。
 
今津 自衛隊を軍隊であるという認識であれば、今の自衛隊の大活躍ぶり、国民の評価、世界からの評価を受けて、最高責任者として、憲法を変えて国軍として明快にするお気持ちをお持ちか?
 
一川防衛大臣 陸海空の自衛官をはじめ文民の皆さんも含めた自衛隊組織は、今の法体系の中でやっていけると考えている。
 
今津 仙石前官房長官の暴力装置発言についてどう思うか?
 
一川国務大臣 賛同できません。
 
今津 第三者的な発言ではなく、毅然とした姿勢を示すべきだ。
 
今津 民主党とは国家感の違いを感じるが、4K以上に外交、防衛政策について、もう一度検証すべきだと思う。最初に「緊密で対等な日米同盟関係の構築」についての進展は?
 
玄葉外務大臣 鳩山政権当時、日米には一時的な揺らぎがあったと思う。
 
今津 次に「日米FTAの交渉を促進する。その際、食の安全、食料自給率の向上、国内農業の振興に配慮する。」とある。今TPPで国論が分かれているが、日米FTAについての公約はどうなったのか?
 
玄葉外務大臣 日米FTAの約束の後にTPPの議論、交渉が始まった。昨年11月に、私が責任者でつくった「包括的経済連携の基本方針」の中で、高いレベルの経済連携に踏み込むということは決めている。
 
今津 3番目に「日米地位協定の改定、米軍再編、在日米軍基地のあり方について見直しの方向で臨む。」これが、県外移設への地元の期待が膨らみ、現在の混迷の原因になったが、その後は?
 
玄葉外務大臣 選挙中に最低でも県外と言ってしまったことが、その後さまざまな問題を引き起こしたと思う。
 
今津 これは、鳩山総理ではなく、政党としての公約、マ二フェストなので、民主党が政権をとった一つの大きな柱、これが現実的に今日の混乱を起こしていることを自覚するべきだ。
 
今津 次に、菅総理の参議院選挙のマニュフェストに「東アジア共同体を目指す」とあるが、状況は?
 
玄葉外務大臣 東アジア共同体という構想そのものの定義が率直に言って明確ではなかった。
 
今津 衆議院、参議院、二つの国政選挙において民主党が国民に約束した外交、安全保障政策が、まさに、大臣のお話しがあったように、言葉の定義もなされない状況で提示されていたということだ。
 
今津 昨夜のNHKで沖縄県の仲井真知事のインタビューで、「沖縄問題は泥沼化している、大臣が変わるたびに沖縄訪問するが、なぜ辺野古かという説明がない、県民と約束した公約は民主党のように簡単に変えられないと。又吉進さんという知事公室長も防衛省が出した資料について、全く説明にかけており、納得できない」と発言しているが、このような状況の中、どのような決意で米国の大臣とお会いになるのか?
 
一川防衛大臣 私も拝見していたが、「民主党のように簡単に公約は変えられない」というところは、非常に印象に残っている。今日のパネッタ国防長官には日米合意に基づいてしっかりと取り組んでいることを申しあげるとともに、グアム移転の推進についても確認をとりながら、意見交換したい。
 
今津 日米、東アジアとかの感覚ではなく、沖縄県民の安全保障という視点、この普天間移設は一人一人の県民を守ることにつながるということを理解いただくよう説得すべきだと思うが?
 
一川防衛大臣 沖縄県は当然評価されるべきで、日本全体にも理解を広げたい。沖縄県民に対しては当面は日米合意に基づいた問題を誠実にお願いしてまいりたい。
 
今津 南スーダンの現地の状況をご説明頂きたい。
 
石田内閣府副大臣 UNMISに対する脅威はなく、千キロ離れたところで財産である牛と水の奪い合いで部族間の争いがあったようだが、南スーダンの首都であるジュバは平穏であった。
 
今津 自衛隊を派遣する前提としてPKO五原則の中の武器使用の問題をしっかりと変えるべきとの議論を今後させていただくと申しあげて、終わります。