2016年国際航空宇宙展視察

10月12日から15日にかけて、東京ビッグサイトで開催された「2016年国際航空宇宙展」を視察してまいりました。
OLYMPUS DIGITAL CAMERA このJA2016は、国内外の航空宇宙関連産業・団体等を一堂に集め、トレード・情報交換等の促進を図るとともに、航空宇宙関連産業の振興と国民の理解、並びに若年層の関心喚起等を図ることを目的に開催されたものです。
JA2016の特徴としては、次のようなものです。
・ 1966年の第1回から数え14回目、50年の節目。出展者数、出展面積とも過去最大。
・売上高世界ランキング100位以内の企業29社が出展する(前回21社)日本最大の展示会。
・全国から過去最大となる349社・団体の中小クラスター企業が出展、クラスターゾーンを設け展示。経済産業省主催「航空機産業クラスターフォーラム2016」も併催。
・防衛装備庁・航空自衛隊の出展ならびに両機関による海外要人のJA2016への招聘。
・若年層の関心喚起を図るべくパブリックデーも各種イベントや講演会を実施。また、今回初めて学生以下のパブリックデー入場料を無料化。

以下のブースを見学しました。
①JAXA
・JAXAが開発している人工衛星、ロケット、宇宙ステーション関連の機器を展示
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②DLR(ドイツ宇宙機関)
・未来のモジュラー方式の衛星に関するコンセプトを推進
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③三菱電機
・通信・放送衛星、地球観測衛星(ひまわり8号)、測位衛星(準天頂)などに対する取り組み紹介
・トルコに納入したTurksat-4A/4Bやカタール受注のEs’hail2紹介
・人工衛星のプラットフォームであるDS2000紹介
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④アリアンスペース
・2020年に稼働予定の次世代アリアン6ロケットの模型を展示
⑤日本電気
・航空管制システム、衛星データを用いた宇宙利用例を展示
・リオデジャネイロオリンピックで評判になった画像認識システムを展示
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⑥IHI/IHIエアロスペース
・A320向けPW1100G-JM模型及びファンモジュール実機
・B787/747-8向けGEnx模型
・B777向けGE90模型
・PASSPORT20エンジン模型
・V2500ファンモジュール
・CF34実機
・FJR710実機(STOL飛鳥エンジン)
・ネ20(1945年橘花初飛行の、我が国初のジェットエンジン)
・イプシロンロケット模型
・500Nアポジエンジン模型(静止軌道投入用スラスタ)
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⑦ロッキードマーチン
・F-35実物大モックアップの展示
・ヘルファイア(空対地ミサイル)実物大模型
・ターゲティングポッドAN/AAQ-33スナイパー(レーザ誘導兵器用照準ポッド)
・ペトリオットPAC3(弾道ミサイル対処)
・シコルスキーS-92(大型汎用ヘリ)、S-76D(中型ヘリ、海保使用)、UH-60各1/20模型
⑧川崎重工業
・BK-117D-2(BK新型)実機
・C-2輸送機、P-1対潜哨戒機、MCH101掃海・輸送ヘリ各模型
・H-ⅡAフェアリング
・国際宇宙ステーション日本実験棟(JEM)エアロック部模型
⑨HASTIC(北海道スペースポート)
・CAMUIロケットの展示
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⑩富士重工業
・防衛省向けUH-X(米国ベルヘリコプタ・テキストロン社との国際共同開発中)と、UH-Xのプラットフォームとなる最新型ヘリ412EPIの2/5模型
・RPH-Xを始めとする無人機3種類の1/5模型
・B787中央翼1/10スケルトンモデル
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⑪三菱重工業
・MRJキャビン実物大モックアップ及びMRJ 1/20模型
・PW1200G模型(MRJエンジン)
・SH-60K(海自哨戒ヘリ)1/16模型
・H-ⅡA/Bロケット 1/25模型
・ロケットエンジンスラスター実機
・ボーイング777X模型
⑪ボーイング
・ボーイング社は今年創立100周年で、60年以上にわたる日本との協力関係はB787、F-15
戦闘機、国際宇宙ステーションまで多岐にわたる。
・KC-46A(次世代空中給油機、母機はB767)空中給油オペレータステーションデモ機材
・スキャンイーグル無人航空機(全長2.2m、17kg搭載可)
・F-15 2040C模型(F-15C近代化型)
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⑬新明和工業
・US-2救難飛行艇模型(1/20)
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また、11月9日には
「人工衛星等の打上げ及び人工衛星の管理に関する法律案(内閣提出、第190回国会閣法第41号)」、
「衛星リモートセンシング記録の適正な取扱いの確保に関する法律案(内閣提出、第190回国会閣法第42号)」
が参議院において可決され、成立いたしました。
2法は、
自民党宇宙小委員長として説明者として出席した自民党政調審議会、総務会(いずれも平成28年3月1日)において了承された法案です。
日頃の議論が宇宙政策に反映されるよう引き続き取り組んでまいります。