地域活性化

北海道は豊かな自然と観光資源に恵まれ、十分独立してやっていける力があると思います。しかし、農業では稲作の減反、酪農の生産調整など、常に制限がかけられてきました。道内の開発においても、中央で予算がつかなければ前に進まない状態です。例えば道路開発をとってみても、高架化されたのが途中で途切れ、あるいは一般国道に合流し、また次の所から高架道路になる、ということがあります。中央の経済状況、予算の状況で開発が左右されるという、非常に残念な状態であったと思います。
 
「北海道は実質的に独立国である」という意識の下、道自らが主体となって、地域の開発、観光資源の開発などに取り組むことが大切です。豊かな農業、林業、水産業の高い自給率を活かして、国内のみならず、ロシア、モンゴル、中国、ベトナム、ミャンマー、タイ、インドネシア等に積極的に打って出るという考えを持つ。そして、そのために必要なことを考えて実行していくことで、北海道の立場はかなり変わって来ると思います。
 
もう一つの大切なこととして、北海道内の道路、鉄道、空港、港湾の高速交通体系を整備していく必要があります。JR北海道で一連の事故が発生し、世間に大変な心配をかけている今だからこそ、今後、これらの交通網を総合的にどう連携させていくか、という仕組みづくりを考えていくことが大切だと思います。