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2007年07月30日

●選挙を終えて



歴史的な大敗!残念・衝撃の参院選結果であった。
わが党は改選64議席のうちわずか37議席を確保したのにとどまった。
前・元議員、新人27人の同志が、民主党の大躍進の前に涙をのんだ。
非改選と合わせた総議席は、公示前の110から83に大幅減少し、民主党に第一党の座を明け渡した。
衆議院でわが党は、圧倒的多数の議席を持っているとは言え、今後の議会運営が思いやられる。
こうした中で、わが党公認の伊達忠一さんが北海道ブロックで再選を果たし、比例代表では、
前道連会長の橋本聖子さんが三選されたのは、救いであった。
だが、投票結果をみるまでもなく薄氷を踏む戦いであった。
「勝った」というより、むしろ「かろうじて議席を守った」と言ったほうがいい。
それにしても党員、党友の皆さんの頑張りに心から感謝したい。
閣僚の相次ぐ失言と不的格な対応、社会保険庁を中心とした年金不信の高まり、
政治とカネをめぐる問題の不明瞭さなどのほか、さまざまな分野の格差問題もあった。
それらに対する有権者の怒りがわが党を直撃したと言える。
とは言うものの、敗北の要因とされた問題について、本質的な論議が行われたかどうかは、
はなはだ疑問である。マスコミや評論家の責任も大きいが、実はほとんど表面的な事象にとらわれ、 政局論議に終始したというのが実態だろう。
例えば、民主党のマニフェストについて、きちんと検証した報道や論評は皆無に等しかった。
また、社会保険庁の腐敗体質に鋭いメスを入れることも解決策を示すこともなく、
現象だけを挙げつらい、不安を煽った。
もちろん政府・与党の責任を免れるものではないが、
民主党の組織母体にもなっている職員労働組合の実態などは、有権者にほとんど知らされなかった。
まず大切なのは、敗因を厳しく分析し、反省すべき点は猛省することである。
その上で、党の最優先課題である政策の再点検と再構築を急ぐべきだろう。
引き続き行財政改革をはじめとした改革路線は当然継続する必要がある。
しかし、厳しい地域間格差にさらされている本道の実態を考えれば、地域と人に優しい政策が不可欠だ。
特に立ち遅れている社会資本整備は、避けて通れない。
党の日常活動に抜かりはなかったか。
選挙の戦略・戦術は確かだったか。組織・機構は的確に機能したか。組織の規律に違反はなかったか。
私が、開票後の記者会見で「道連改革にすぐ取り組まなければだめだ」と言ったのは、そういう意味である。
私は、今、道連結成時の原点を思い起こしている。
社会党が主導していた当時の田中敏文知事の偏向道政に対して敢然と立ち向かい、
やがて町村金五先生を知事に当選させるとともに、道連体制の基礎を固めたあの熱い先人たちの思い。
真摯に、そして毅然と―その精神が草創期のわが党にあふれていた。


―ひろし記