衆議院安全保障委員会にて質問に立ちました

平成24年4月17日(火)、衆議院安全保障委員会にて質問に立ちました。
質疑内容は以下の通りです。

今津寛:13日に打たれたテポドンの種類、また、目的は何か。レーダーが感知したミサイルの航跡がすぐに消えたと把握した件について詳細をお聞かせ願いたい
田中大臣:SEWの入感という事態を受けてすぐに中央指揮所へ行き、その中でジャッジの画面で放物線を見、色々な判断・予測を所内の方々でなされた。
種類はテポドン2の改良型ではないか。前回より飛行距離、能力が増えているのかこの点はさらなる検証をする予定。

今津寛:放射線に関して。ジャッジに映ったとのことだが、どこから送られてきたのか。
田中大臣:米軍のレーダーから。
今津寛:それははっきり国民に説明した方がいい。みんなが心配する。
    北朝鮮の核ミサイル、弾道、移動するためのミサイルはどのくらい所持しているのか。小型化は成功しているのか。
田中大臣:弾道ミサイルはノドンの開発で二千キロの能力を持つと推測される。実際に発射できるのかは更に検証をしていきたい。
核の小型化は既に開発された技術だが、習得するのは数年かかるという情報は聞いているものの、さらに確認をしていく。


今津寛:非核三原則は、見直すべきではないか。特に持ち込ませずは現実的ではないと思うが大臣の考えはいかがか。
田中大臣:非核三原則は現行の憲法下にあるので、平和国家を追及する中にあたっては象徴的な一つの姿。
一方当然、必要最小限の自衛隊の整備はしていかねばならず、議論をしていくが、見直すことは現在考えていない。
今津寛:現実的に国民を守る、環境を現実的に変えていくことをやるべきでは。
唯一の被爆国であるから核軍縮にもっと積極的になる責務を我が国は持っていると思う。
13日、韓国軍は北朝鮮が発射に失敗した長距離弾道ミサイルの一部が落下したとみられる海域に哨戒軍などを派遣し、ミサイル破片の回収に向けた捜査を行い、報道によればアメリカ海軍も掃海艇などを現場に派遣している。日米韓の同盟が言われている中で、なぜ日本がこの破片の回収に参加していないのか。

田中大臣:日本と韓国は残念ながら防衛の面では実質的なつながりは今のところない。
早急に情報を提供してもらえるよう、日韓関係に踏み出していく努力を重ねたい。

今津寛:情報伝達についてだが、韓国、アメリカは早々に記者会見をした中、日本は誤報があったので会見までに時間がかかったとのことだが、韓国ともっと親密になっていれば確認はすぐできるのであるから、今回の混乱は大きな反省点の一つである。
北沢大臣の時に韓国との防衛相会議があり、そこでは閣僚級、次官級会談の定例化を呼びかけ協力強化の意気込みを伝えた。その後どうなっているのか。

玄葉大臣:韓国との安全保障分野での協力は非常に大切である。大局的な観点に立ち、ACSA、GSOMIAを進めていこうと韓国に呼びかけている。日韓関係全般を良好にする中で、協力関係を結べるよう努力したい。

今津寛:国有の領土を守っていきながら、同盟関係を強めていくというのは非常に難しい問題であるが、今回の事案をみても必要なことだ。
集団的自衛権について申し上げたい。
我が党も、次の選挙に向けて、集団的自衛権を行使し、国家安全保障基本法をつくるという政権公約に掲げ、党内手続きを進めている。
玄葉大臣、同調していただけるか。

玄葉大臣:活発に議論しなくてはいけないが、野田内閣として現時点では集団的自衛権の解釈を変えていない。

今津寛:難しい問題にも積極的に道を切り開く役目というものを担っていただきたい。
国家の安全保障という問題であるから、政党を超えて共有できるのではないか。民主党、または政府においても積極的にこの問題に取り組んでいただきたい。

各大臣の答弁を伺い、防衛省と官邸の連携不足また、危機管理、状況を国民に伝えるスピード・正確さが政府にはないように感じ、心配せざるをえない。