プロ野球セ・リーグ開幕について

セ・リーグは4月12日開幕のパ・リーグと同時開催すべき。
当面はナイターはやらない。
選手や国民の気持ちを大切に!!

 

プロ野球セ・リーグは19日臨時理事会を開き、25日開幕を29日に変更したが、延期はわずか4日である。
 
4月5日から東北・東京両電力管内は減灯ナイターとして節電策を講じて開催するという。今季レギュラーシーズンは延長戦は行わず9回で打ち切りとする案を発表したが、
私は賛成できない。
 
  第一に、   東京ドームは6項目の節電策で通常4万キロワットが40%減の2万3000キロワットまで減らせるとしているが、北海道電力から東北電力まで最大60万キロワットしか応援できない。
  2万キロワット超の電力消費は余りに大きすぎる。数万人の観客や選手、スタッフ、関係者が使う自動車の油や電車利用者による様々なエネルギー、テレビ・ラジオ中継の消費エネルギーはあまりに大きい。
一部のファンの人達は球場につめかけるだろうが、大半のファンはブーイングであろう。
 
  結果として多くのファンを失うことになる。
 
  被災者の人達が本心でプロ野球を観戦することに喜びを感じられる時まで自重するべきだ。
 
 第二に、   プロ野球の選手はプレーするのが決定に従うべきとの一部オーナーの意見があるが、そんなことは絶対に言うべきではない。
私は、新井貴浩選手会長・内海哲也選手の「出来れば開幕を遅らせてほしい」という気持ちが良く理解できる。
やる以上は全力で技能を発揮できる環境でやりたいというのはごく当然である。
 
  第三に、   延長戦はやらないというのは根本的におかしいのではないか。PK戦をやらないJリーグみたいなものだ。いや、Jリーグにも延長戦がある。そもそも12回で止めるなどおかしい。大リーグのように例え日をまたいでも最後まで戦って勝ち負けを決めたいものだ。
  延長戦が無ければ野球そのものが変わるのではないか。それは野球ではなくなる。「とりあえずお客さんに入ってもらって最低の収入だけは確保」という経営者の姿勢は間違いだ。
 
  みなさん、今大リーグアスレチックスの元巨人軍の松井秀喜選手は、ユニフォームに「YOMIURI」というロゴを入れることにこだわった金儲け主義の読売ジャイアンツの経営者に嫌気を感じ、大リーグに行く決意をした、との報道を覚えていますか。
 
  そもそもドーム球場そのものが野球をつまらなくし、全儲け主義の象徴ではないだろうか。
  風の向きによって選手は守備位置を変えるし、風の向きを考えながらバッターは引っぱったり、流したりする。イレギュラーで勝負がひっくり返ったり、雨の芝生で滑って転んだなど、それが野球の醍醐味である。このような野球の面白さを半減させるのがドーム球場だ。
  しかも選手の体に著しくよくない。
 
  私は、東京ドームにも札幌ドームにも直接グラウンドに立った経験があるが、両球場ともコンクリートの上にマットがはってあるようなもの。選手の負担が大きく、けがが増える。結果として選手の寿命を縮める。 
 
  さて、本題に戻るが、選手が気持ちの上で全力でプレーできる時まで、開幕を遅らせるべきではないだろうか。
 
私は場合によっては144試合/年 が、結果として試合数が少なくなっても仕方がない。「当面はナイターをやらない」という選択をすべきたと思います。
 
  それによって株式会社として採算が合わないかもしれないが、経営者も忍耐が必要な場面があったとしても、長い目でみれば野球を愛する選手やファンの気持ちを大切にすることが、今後野球界の発展につながるのではないだろうか。